ぐちぐちカメラマン
少しずつ昔の写真を整理しています。
自然写真がないかなと探しながら見ていたら
それなりの自然写真を見つけたので(忘れてた写真)
アップします。(去年の7月栃木にて)
今回、アップしてある写真とは関係ありませんが
施設写真や料理写真の商業用写真(旅館)をメインで撮っていて
今見ると、乱雑な写真もあったりして
申し訳なく感じたり、これが精一杯でしたと開き直ったりと
恥ずかしい写真ばかりです。
一時期、大量生産カメラマンでした。
良い写真を撮るには
時間、天候、タイミング、ロケハン、事前の下調べ、相手との話し合い、運、技術
が必要です。
大量生産でしかも安くする(会社として儲けを出す)には
この条件をすべてクリアすることはできません。
運と技術、ほんの少しの下調べと話し合いで結果を出さなくてはいけません。
しかもその後に違うところから来たカメラマン(条件が良い時に来た)よりも
よい写真を撮らなくてはいけないのです。
短時間で色々とそのときに出来る最善の策を考えるのは
結構なストレスだったのです。
大体多いときは一日200~500以上シャッターを押し続け
100前後のカット数
そして使用するのは30~50カット
撮影時間は早朝から夜暮れるまで。
撮った夜には補正します。
それを毎日。
まあそれなりに勉強にはなりました。
悪条件の中
観光用に撮る写真は楽なものでした。
このような写真はいい場所で
三脚おいてスローシャッターで撮ればいいのです。
このくらいでしたら最近のデジタルでは
それなりのカメラとそれなりのレンズで
だれでも撮れてしまう写真。
本格的自然カメラマンの最高の条件を考えて
計算尽くされた写真にはまったくかないません。
すごい人はそこには「美」があります。
それなので前から言っているようにこのような写真は自分の中では
たまたま見た、たまたま綺麗な場所で撮った写真のように
「価値のない写真」なのです。
愚痴記事でごめんなさい
まだ愚痴足らないのでつづくかも
【補足】
最近、本当の偉大なカメラマンの何気ない写真には
そうとうなすごさがあることに気づきました。
そう簡単には真似できないと思いました。