小豆島と仕事
ここの画像はすべて「ボツ」となった幻の写真。
理由はあれやこれやで
今だからお話しますが、というより後から入ってきた人は知らないと思いますが
撮影する人は撮影する人だけではなく、営業、制作、seo、ディレクションなどする場合もあったり
制作とシステム、ディレクション・管理・売り上げアップ対策、seoをする人もいたり
制作費を抑え、その分をシステム開発にまわし、それで何とか利益を出してきた場所もあるのです。
でも数あるHPでも赤字も多々あるのです。
実際は初期で百万も取ってもいいくらいのものもあります。
そしたらなぜか、そこは営業だけの人も増え、高いデザイン会社に出すこともあったり
(デザインの内容的にはそのくらいの値段はいいのですがはたしてそのお客さんに妥当なのか?とか)
今までの資金がそのような場所に取られ、給料も安くなればどうなるかという事です。
そんな中で外注のカメラマンを使用したらもっと経営が圧迫するのです。
その理由は、外注カメラマンは言われたものを撮るしかないのでその他にディレクション、制作、営業など人件費がでてきます。
泊りがほとんどなので2日ぶんの人件費+、その他作業費。
人に伝える作業というのは難しいものでその資料作りも時間(経費)が掛かります。
ごめんなさい。語りだすと止まりません。
その中でほんの少しの会社への貢献として経費を考えれば撮り続け、その場で補正し提出するしかないのです。
撮影も朝から夕暮れまでその後補正で深夜までの毎日で
温泉も入らず、部屋シャワーで済まします。
というか体が動かない。
「ディレクションなんて簡単」と言っている営業の方がいたので、
その方に良く分かってもらえるようにカメラマンの撮影同行など全部任せましたが、案の定の結果です。
でもその人は今でもわかっていないでしょうね。
カメラマン・ディレクター・・・・と分業したいのであれば制作費を高くするか給料を安くするしかありません。
制作費を高くするならお客さんがついてこれない。
給料を安くするなら、一流は去って、品質を落とす結果の負のスパイラル。
いろいろと書きたい事がありますがこの辺でおしまい(止まらないので)
自分がただ撮るだけなく、ただデザインするだけでなく、売り上げを考えたり、世の中を考えたりできるようになったのも
この会社の環境と先にいた先輩のおかげです。
ただ「良いから」「かっこいいから」というデザイン、写真では駄目なときもあるのです。
世の中の為になってこそお金になるのです。
仕事とはそういうものです。
・・・写真って怖いですね。
当時の事を思い出します・・・・・。