2016年04月27日

水曜日の手紙

知らない人から、
手紙が届きました。


海に浮かぶ赤崎水曜日郵便局に
自身の水曜日の物語を送ると、
知らない誰かの水曜日
の物語が送られてくるという
ちょっと不思議なアートプロジェクトです。

赤崎水曜日郵便局、
もう閉局してしまったけれど、
閉まるギリギリの水曜日に、
手紙を送りました。

私の水曜日の手紙は、
知らない誰かのもとへ、
いつかの水曜日に、
きっと届いているのでしょう。



私に届いたのは、
同年代の働くお母さんの手紙。
息子とのエピソードが書かれていました。

私は、
自分の手紙には、
母への想いを書きました。
自分には子供がいない、
ということも。

なのに何故、
子供自慢のような手紙が、
私に送られたのだろう。
最初はそんなふうに、
ちょっと不満に思いました。

でも、
その人の手紙を読み進むうちに、
私が彼女の子供の立場になって、
私達への母の想いを、
知ったような気持ちになりました。

どの手紙をどの人に送るのかは、
無作為だということです。

でもなんだか、
偶然ではないような気がして。

赤崎水曜日郵便局のスタッフさんにも、
手紙のお母さんにも、
ありがとう。

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