世界でいちばん深い海にはまだ誰も潜ったことがない

新しくできた居酒屋へ行った。
批判を書くので、
店名は言わないけど。

嫌いなポイントを一口で言うと、
頑張り方を間違えている。

店に入るなり、
バイトの女の子がでーーーーーっかい声で、
「あ～～～～！！！いらっしゃいませ！！」
と出てきた。

イメージしていただけるだろうか？
特に親しくもないのに、
やたらとフレンドリーで調子のいい人って、
皆さんの周りにいません？
例えば久し振りに会った時、
「あ～～～！！お久しぶり～～！！」
って嬉しそうに駆け寄ってくる、
みたいな。

その居酒屋のバイトの女の子、
そういう勢いだった。

もう、
お店に入った段階で私は、
この店は合わない、
と思っちゃった。


注文を取る等の接客は、
慣れてない感じのバイトの男の子。
オープンしたてだから仕方ないとは言え、
今日のお通しやお薦めメニューの説明もできない。



でもね、
その何だか判らないお通しを含め、
お料理はどれも美味しかったよ。

ただ、
全体的にちょっとだけお高め。
４００円のイメージが５００円とか、
ほんの少しなんだけどね。


さてお会計。
クレジットカードで払おうとしたら、
オープンしたてでまだ準備が出来ていないと、
現金払いになった。

急いでオープンして、
クレジットもバイトの教育も、
準備が間に合わなかったんだね。
急いでオープンしなくてもいいのにね。


会計を済ませてお店を出ると、
バイトの男の子が２人もお見送り。

「さくらんぼをどうぞ」と言われる。
お口直しってことか？
アメやガムがレジに置いてあるお店は多いが・・・。
フォークに刺してあーんしてくれる。
いやあ・・・、
嬉しくねーし、
苦笑、
っていうか、
閉口。
でも一応、
口を開けて、
いただいたけどさ。

立ち去ろうとすると、
私達の背中に向かって、
でーーーーーーーっかい声で、
「明日もハッピーで！」
とか何とか、
いや、
セリフはもう忘れちゃったけど、
なんか可愛い事を叫んでた。


和食中心の創作居酒屋。
内装も和風。
でも接客は軽いノリ。
店内ＢＧＭは南米のラテン音楽。

どうしたいんだか・・・。